負けず嫌い
「負けず嫌い」という言葉は、そのまま読むと「負けないことが嫌い」なのだから負けることを望んでいるみたいです。
もちろん、日ごろ使われている意味は正反対のものです。
一節では、そもそも江戸時代に「負け嫌い」という言い方だったものが誤用や「負けじ魂」との混同で「負けず嫌い」に変化したといいます。
口に出すと「負け嫌い」よりも「負けず嫌い」のほうが、きっぱりと否定する「負けず」がある分、決意や意地を感じます。
負けないことを強調するあまり、言葉としてはおかしい「負けず嫌いに」に変化したのかもしれません。
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