アジア系が狙われるアメリカのヘイトクライム


 アメリカではコロナ禍の感染拡大の影響で、アジア系の住民を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)が急増しているといいます。

 わかっているだけでも、3か月間で2000件を超えているのです。  

 現地の人権団体によるとアジア系住民をターゲットにしたヘイトクライムはコロナ禍が拡大した今年3月から6月に全米各地で2120件も発生し、通常の20倍にも上っているといいます。  

 その内容は暴力行為のほか、差別的な言動で攻撃するケースです。  

 とくに  アジア系の住民が多いカリフォルニア州ではヘイトクライムの件数も全米の4割を占めており、ロサンゼルスでは先月、日本人が経営する店舗に脅迫状が貼られています。 

「店を爆破する、日本に帰れ」  

 これは、日本人社会にも衝撃を与えています。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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