コロナ禍で生活苦の人が激増中


 コロナ禍の影響で、生活が苦しくなった世帯が最大20万円を無利子で借りられる「緊急小口資金」の申請が殺到しているといいます。  

 事務を総括する全国社会福祉協議会(全社協)の調べでは、すでに申請総額は約1045億円に上り、リーマン・ショックの影響が大きかった2009年度の約80倍にも達しているのです。  

 要するに、生活に行き詰まる人がかつてない規模で増えているということです。  

 その申請数は7月以降も週2万~3万件のペースで増加しており、「緊急小口資金」に頼る人はさらに増えそうです。  

 緊急小口資金は、もともとは低所得世帯が対象の制度ですが、政府はコロナ禍対策の対応の特例として対象を拡大しています。  

 今後、コロナ禍の生活苦を背景とした全国的な治安の悪化が心配されます。  

 実際、コロナ禍の自粛生活や生活苦で心身のバランスを崩した事件が増加しているといいます。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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