50歳の現役力士はアッパレ


 大相撲の立浪部屋には、現役最年長力士で序二段の華吹(はなかぜ)がいます。  

 華吹は今年5月28日、50歳の誕生日を迎えました。1986年3月場所が初土俵で、バブル期の昭和、天災が相次いだ平成、そしてコロナ禍に見舞われている令和と、ひたすらに相撲を取り続けてきました。  

 相撲の歴史でも珍しい50代力士の誕生ですが、この年になると大きな身体と体力を維持するだけでも大変なことでしょう。  

 すでに同じ世代は引退し、下の世代からは追い上げられ、突き上げられます。身体ばかりでなく、気持ちの面でも心が折れる日があったはずです。  

 しかし、華吹は「50歳にして天命を知る」といった感じで〝相撲道〟に精進してします。立浪部屋では、ちゃんこ長を務めているといいます。  

 あっぱれ! 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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