押印が面倒な労力とムダな時間を生んでいた


 コロナ禍で、企業や組織でテレワークが次々と採り入れられています。そうした流れのなかで、面倒な労力と大切な時間を要する書類への押印がテレワークの広がりを阻害するネックとなっています。  

 企業や組織のなかには、すでにハンコを廃止するところも出ています。  

 東北大は6月1日、学内の各種手続きに必要な押印を廃止する「オンライン事務化」を宣言する予定です。  

 コロナ禍が収束したあとの「ニューノーマル(新常態)」を視野に入れた取り組みで、これまで〝当たり前〟とされてきた業務の見直しを徹底するといいます。  

 書類への押印の廃止や学生の手続き・相談のオンライン化の拡充、職員のテレワークを推し進めていく計画です。  

 この「オンライン事務化」によって100以上の業務で押印が要らなくなり、年間約8万時間の作業時間の削減が見込まれています。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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