新型コロナウイルスは悪知恵に長けた戦略家


 コロナ禍対策の緊急事態宣言が7週間ぶりに47都道府県すべて解除され、首都圏でも自粛要請が出されていた各種業態の営業再開が始まっています。  

 しかし、今はまだワクチンも特効薬もなく、感染抑止のブレーキと経済活動のアクセルのバランスを取りながらの〝新しい日常〟が続くでしょう。   

 コロナウイルスは、以前から風邪の病原体として知られています。今回の新型コロナウイルスは、その変種です。  

 これまでの体験から、コロナの風邪は高温多湿の夏は少ないため今回も同じでないかとの期待もあります。  

 しかし、熱帯地域の国々でも感染拡大が伝えられています。  

 新型コロナウイルスは、自身が生き残るための悪知恵に長けた戦略家に似た振る舞いをするといいます。  

 過去のスペイン風邪と呼ばれたインフルエンザでは、春の小流行後に秋冬の大流行が訪れています。  

 今回も第2波に即応できる医療体制を整備しておくことが、経済的なダメージを最小限に抑えるためにも欠かせないはずです。  

 やはり手放しで喜べる日は、まだ先だと気を引き締めるしかありません。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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