コロナ禍での時間の伸び縮み


 アインシュタインが唱えた相対性理論では、時間は重力の大小によって伸び縮みするとされています。  

 実際、東大の科学者がみずから開発した光格子時計を使って、東京スカイツリーの展望台でも時間が早く進むことを立証しています。  

 この時計は、100億年に1秒狂うかどうかの正確さだといいます。高さ約450メートルの展望台で行った実験では、地上階に比べて1日当たり10億分の4秒ほど早く流れていたといいます。   また、時間とは主観的なもので、生活そのものでもあります。ただ、経済活動では働く人の多くが効率やコストパフォーマンスが求められて時間を節約する〝コスパ意識〟に呪縛されています。  コ ロナ禍の今、日常の主観的な時間の伸び縮みに改めて気づいた人もいるでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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