危機管理で最悪の似たもの夫婦


 日本中がコロナ禍に見舞われている最中、安倍首相は外出自粛を呼びかける星野源さんの曲に合わせて家でくつろぐ動画をSNSに投稿しています。  

 しかし、メッセージそのものは真っ当だったとしても、動画全体に漂う〝優雅〟な雰囲気に少なからぬ〝嫌悪感〟を抱いた人も少なくないでしょう。  

 緊急事態宣言が出された今、お金に困っている人を一刻も早く救うべき時期です。政府も、思い切った手を打つ必要があります。  

 だが、安倍政権が捻り出す対策が不評極まりないのです。今回の動画の演出にしても案の定、〝全戸にマスク2配布〟と同様に〝炎上〟しています。  

 安倍政権のコロナ対策は臨機応変というより、右往左往、チグハグが目に余ります。現金給付にしても本当に必要なところに届くことを望みますが、相変わらずスピード感がありません。  

 週刊文春はウェブサイトで昨日(4月15日)、安倍首相夫人の昭恵さんが国内で新型コロナウイルス感染が拡大していた3月中旬、大分県を旅行していたことを報じています。昭恵さんは3月下旬にも知人らと桜の下での集合写真が週刊誌で報じられており、危機感が薄いとの批判が強まりそうです。   

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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