トランプ大統領の〝人種差別〟的な思考

 トランプ大統領は2月20日、コロラド州での選挙集会で、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が米アカデミー賞作品賞に選ばれたことについてこう批判しました。 

「今年のアカデミー賞はひどい。韓国の映画が受賞なんて」  

 さらに、こう畳みかけています。 

「我々は韓国と貿易でたくさんの問題を抱えている。そこに今年の最優秀映画賞を与えるのか?」   そして、こう続けました。

 「1939年にアカデミー賞作品賞を受賞した米国映画「風と共に去りぬ」を引き、「私はああいう映画を探しているんだ」  

 トランプ大統領は、時代が求めているダイバーシティ(多様性)とは〝無縁な人〟なのでしょう。

  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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