生物は自然淘汰によって多様性を培ってきた

 地球上の生物は、人も含めて「自然淘汰」によって多様性を培ってきました。

 約100万年前後に登場した大型類人猿ギガントピテクスは身長約3メートル、体重約300~540キロもあったといいます。生き残りをかけて、栄養に乏しく他の生物が手を出そうとしなかったササを主食にしていました。しかし、パンダの登場で約30万年前にあっけなく絶滅しています。  

 地球上の資源に限りがある以上、生物は生き残りをかけて〝椅子取りゲーム〟で競い合うしかありません。人は今、圧倒的な能力で生態系の頂点に立っています。

 しかし、いつ他の生物にその座を奪われるかもしれません。人の社会もまた、まさに〝椅子取りゲーム〟のようなものです。

 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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