二十歳を過ぎると時の流れが早い
米国の臨床心理学者メグ・ジェイさんの「人生は20代で決まる」を読むと、こう書かれています。
「一生を語る上で欠かせない大切な経験や出会いは、20代に集中して起こっている」
米国ボストン大学とミシガン大学の発達心理学の研究者が、一生を対象に行った調査結果を基にしたものです。この研究者は、著名人や名を遂げた人物が後年に書いた自伝を数多く集めて分析しています。また、学業や仕事、家庭。人生で重要な出来事の80%は35歳までに起こるという説もあります。
ともかく20代では、30代、40代に望む自分の姿を思い描き、それに向かって計画をきちんと立てて行動することが大切です。
伝説の英ロックバンド「ピンク・フロイド」は、楽曲「タイム」でこう歌っています。
「若い君には人生は長く、有り余るほどだ。だが、ある日、君は十年があっという間に過ぎ去ったことを知る」
二十歳を過ぎると「時の流れが早い」から、これは覚えておいたほうがいいでしょう。逆に、60代が迫ると人生を大きく変えるようなことは正直、あまり起こりません。毎日が「同じ日の連続」のような気さえしてきます。
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