落選者展はイノベーションに繋がる
1863年、ナポレオン3世は、サロン・ド・パリ(官展)に選ばれなかった作品のみを集めた「落選者展」を開催しています。落選者の不満を受けて、お情けから開催したといいます。
この「落選者展」で、ひどく批判された作品があります。それは、マネの男性2人と裸の女性2人を描いた「草上の昼食」でした。当時、裸体を描くのは歴史画などに限られていましたが、日常の光景を描いた「草上の昼食」はその常識に反していたのです。
今では歴史的名画も、かつては「いかがわしい」「不道徳」と叩かれていたということです。
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