天才の昼寝

 スペイン画家サルバドル・ダリは、シュールレアリスム(超現実主義)で有名です。

 ダリの昼寝は変わっていて、スプーンを持って椅子に座ります。そして、椅子の近くには金属製のお皿を置いておくのです。  

 この状態で昼寝ができるというのにも感心しますが、実は昼寝というよりも一種の発想法だったようです。うたた寝をすれば、スプーンが手から落ちます。それがお皿に当たって、ガシャーンと音を立てます。  

 ダリは目を覚ますやいなや、わずか数秒の居眠りの間に見た夢を大急ぎで描いていたといいます。

  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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