世の中、ゴーイング・ポスタルで満ちている

 米国では、怒りで我を忘れる「ブチ切れる」ことを「ゴーイング・ポスタル(going postal)」といいます。1986年、オクラホマ州で解雇されると聞いて激高した郵便局員が職場で14人を射殺した事件に由来する俗語です。  

 米郵政公社は無差別殺人のビデオゲームに「ポスタル」のタイトルがつけられ、商標権侵害で提訴しましたが退けられています。その後、現実社会では残虐な乱射が絶えることなく繰り返されてきました。

 日本でも頻発するバイトテロも、ゴーイング・ホスピタルの表れでしょう。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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