パンダ、サル、バナナの関係性

 米国人と中国人の大学生を対象に、心理学者が行った興味深い実験があります。 

「パンダ、サル、バナナの三つの単語から近い関係の二つを選べ」  

 多かった回答は、米国人では「パンダ、サル」、中国人では「サル、バナナ」でした。

 前者は動物という「分類」を、後者は「サルはバナナを食べる」という「関係」を重視したわけです。西洋人は分析的かつ論理的、東洋人は物事の具体的関係性を重視するとの説を裏付けるデータです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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