日本でもPC疲れが増えている

 トランプ米大統領の振る舞いを支えているのは、米国社会の「PC疲れ」だとよく言われます。PCとは、ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)のことです。  

 トランプ大統領は、公の場で人種、宗教、性別などの差別を排することを窮屈に思う人々を取り込んだとされているのです。  

 これは、米国だけの問題ではありません。日本でも職場や地域で多様性を重んじる動きが盛んになってきましたが、巷では「昔はよかった」と苛立つ声をよく耳にします。「タテマエはうんざりだ」と、なじる意見も珍しくありません。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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