死んだ我が子を17日間運び続けた母親シャチの追悼の旅が終わった

 カナダ・バンクーバー島沖で、シャチの母親が死んだ子どもを17日間、1600キロの距離にわたり運ぶ姿が目撃されていました。  

 この件で、米ワシントン州を拠点とする鯨類研究センター(CWR)は、こう話しています。

「子どもの亡骸を放した母親シャチは、ハロ海峡で仲間とともに元気にサケの群れを追っていた。母シャチの追悼の旅は終わり、その行動は目に見えて元気になった」  

「J35」と識別番号がつけられたこの母親シャチは、ここ数日、世界の注目を集めていました。   CWRは8月11日、こう発表しました。 

「海岸から望遠レンズでデジタル撮影したところ、この母親シャチは良い健康状態にあるとみられる。子どもの死体はおそらく、カナダと米国の間にあるサリッシュ海に沈んだのだろう。そのため、死体を研究者が解剖する機会はないかもしれない」

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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