田中みな実が「キャラの路線変更」に成功

 2014年にTBSを退社し、フリーアナウンサーになった田中みな実さんは、局アナ時代には女性に嫌われる〝ぶりっ子キャラ〟を演じることも少なくありませんでした。  

 しかし、最近では〝心に闇を抱えた〟こじらせキャラ〟といった側面を全面に押し出し、「路線変更」に成功しているといいます。以前よりも、女性の人気が高まっているようなのです。  

 そして、ここ最近のバラエティでの田中さんの発言が「共感できる」と話題になっています。  

 田中さんは8月6日放送の「女が女に怒る夜 2時間SP」で、美容に多額のお金をかけていることを告白しました。  以前、そのことを知人女性に男性の前でバラされ、〝金がかかる女〟あつかいされてしまったエピソードを語っています。  

 その際、こう発言しました。 

 「30超えて独身で、自分のためにお金使って何が悪いんですか」  

 これに共感する視聴者が番組終了後、SNSなどで続出したのです。 

「すごい、わかる。私も、そんなに美容に金かけて大丈夫って聞かれる」 

「自分で稼いだお金は、自分のものですよ」  

「田中みな実の発言に、首がもげるぐらい頷いている自分がいる」  

 さらに8月8日放送の「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」では、田中さんは共演者と恋愛トークをする中でこう発言しています。 

「『結婚してない=不幸』で『結婚してる=幸せ』みたいなのあるじゃないですか。『結婚して幸せになりたいと思わないんですか』とか聞いてる時点で、すごく差別的だと思いませんか? 結婚がじゃあ幸せなんですかって思いませんか」  

 これに対して、ツイッター上で次のような共感する感想が並んでいます。  

「私も結婚しないのって、しょっちゅう聞かれるから気持ちわかる」 

 「よく言ってくれた」 

 「これは共感できる」 

 「ずっと結婚しないで、このキャラ貫いてほしい」  

 田中さんは、女性視聴者を味方につけたのです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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