全てに共通する「勝負に勝つ」極意

 先の世界卓球団体戦(女子)で、日本は中国に1勝3敗で屈しました。  

 唯一、勝利をもぎ取ったのは、1番手に起用された伊藤美誠選手でした。日本人選手に37戦負けなしの中国選手とフルゲームの接戦にもつれ込み、マッチポイントを握られてから4連続得点を挙げる劇的な大逆転勝利を収めたのです。   

 伊藤選手は試合後、こう語っています。 


「これまで中国人選手は強い、負けても仕方ないという気持ちがあったが、今は負けたらめちゃくちゃ悔しい。今回は『絶対、勝ちたい。そして勝ちに行く』という強気で臨んだ」  


 世界卓球で伊藤美誠だけが中国に勝てた理由は、気持ちの面でも相手に負けてはいなかったのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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