若い世代は今の年金制度を胡散臭いと思っている

 若い世代の多くは、自分たちがいくら年金保険料を払っても将来まともに年金を受け取れないと思っています。  

 日本の年金は、現役世代が引退世代である高齢者に仕送りをする「賦課方式」になっています。急速な少子高齢化によって年金制度の支え手が減っていく以上、若い世代の不安には確かな根拠があります。  

 しかし、反原発などには大きな声を上げるシニア左翼も、「年金なしでどうやって生きていけばいいのか」と将来を心配する若者たちのためには一切動こうとしません。  

 若い世代がそんなシニア左翼を胡散臭いと感じるのも当たり前でしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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