フェアープレーの精神で戦うということ

  サッカー・ワールドカップのロシア大会で日本と対戦するセネガル代表のシセ監督と主力のFWサディオ・マネ選手が6月23日、エカテリンブルクの会場で会見しました。  

 快速アタッカーのマネ選手は、かつてサウサンプトンに在籍し、日本代表DF吉田麻也と同僚でした。対戦する吉田選手について聞かれると、こう答えています。 

「よく知っています。一緒にプレーしていましたし、いつも一緒でした。ジムでも一緒にトレーニングし、毎日話して、仲良しでした」  

 そして、こんなエピソードを明かしています。 

「試合前に連絡を取って『会おうか』と言ったら、『会いたくない』と言われました。試合前だからでしょうか。とにかくプロフェッショナルな選手です。私に勝とう最善を尽くすのでしょうが、私も同じです」  

 フェアープレーの精神で戦うとは、こういうことをいうのでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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