ロシアメディアが「競技放棄した」と呆れて日本代表批判

  ロシアのスポーツ専門チャンネル「マッチTV」は6月28日、サッカーW杯ロシア大会の「日本―ポーランド」戦を中継しました。この試合で、日本がポーランドに「0-1」となりながら決勝トーナメント進出の可能性が高まった最終盤を迎えたとき、こう批判するコメントを放送しています。  

「競技を事実上、放棄した」  

 同番組の出演者は、呆れた感じで解説していたといいます。 

「こんなことがあってはならない。選手がほとんど動かない。こんなのは見たことがない」私たちは日本選手の熱心さを称賛していたのだが…」  

 テレビ中継では、観客席からブーイングが起きたことも紹介されています。  

 ロシアの大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツ電子版も、こう指摘しています。 

「日本は、試合をひどい形で締めくくった。これまで粘り強く戦ってきた日本チームが、こんなことをしたのはとても残念だ」  

 目的と手段について議論の分かれるところでしょうが、日本代表にとって決勝トーナメント進出のためには〝究極の選択〟だったということでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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