トランプ大統領夫人のジャケットに書かれた「ぶっちゃけ、どうでもよくない?」が物議

 米国のトランプ大統領夫人メラニアさんのジャケットに書かれていたメッセージが、物議を醸しているといいます。  

 トランプ政権が不法移民の子どもと親を引き離して拘留している問題で、彼女6月21日、子どもたちが拘留されているテキサス州マッカレンの移民拘留センターを訪問しました。親子の引き離しに反対し、同センターではこの問題に積極的に関わる姿勢を示しています。 

「この施設を知るために来ました。ここに子どもたちを長期間とどめておくと聞いています。できるだけ早く子どもたちを親と再会させるため、何ができるかを聞きたい」  

 ところが、訪問に向かう際に着ていたジャケットが波紋を広げているといいます。  

 テキサス州に向かう飛行機に乗るため、メリーランド州のアンドリューズ空軍基地を訪れた彼女のジャケットにこう書かれていたのです。


「I REALLY DON‘T CARE DO U」  


日本語に訳すと、こうなります。


「ぶっちゃけ、どうでもよくない?」  


 このジャケットの件はアッという間に話題になり、SNSでは次のような非難の声が上がっています。 


「子供たちが拘留されている場所に着て行くのには、不適切なのでは」  


 ジャケットが物議をかもした後、トランプ大統領はツイッターでこう説明しています。 


「メラニアのジャケットに書かれた、『そんなこと、どうでもいい』は、フェイクニュースを流すメディアのことを言っている。メラニアは、彼らがどれだけ不正直かを知っている。彼女にとっては本当に、そんなことどうでもいいのだ!」  


 トランプ大統領は、重箱の隅を突くようなマスコミの姿勢に相変わらず苛立っているようです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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