夫婦の力関係が逆転

   博報堂生活総合研究所は、家庭での夫婦の決定権について次のような調査結果をまとめています。 「この30年で妻は強く、夫は弱くなった」  

 調査結果によると、夫婦の力関係が働く女性の増加でなどで夫から妻にシフトするなど大きく変化していることが浮かび上がっています。  

 同調査は1988年から10年ごとに実施され、今年は2~3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に住む20~59歳の夫婦630組を対象に行われました。  

 家庭で最も決定権を持っている人について「妻」と答えた夫婦が30・3%で、過去最高を記録しました。一方、「夫」との回答は30年前の72・4%から38・7%に下がり、過去最低となっています。  

 年代別に見ると、妻が30代以下の夫婦で初めて妻が夫を上回りました。回答した妻の専業主婦の割合は、30年前の53・9%から29・2%に減少しています。  

 この調査結果から女性の活躍が進んで妻の経済力が上がり、夫が一方的に決める時代ではなくなってきているようです。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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