医師が「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」と発言

 6月21日、「日本精神科病院協会」の山崎学会長が、協会機関誌に「(患者への対応のため)精神科医に拳銃を持たせてくれ」という医師の発言を引用して載せていたことがわかりました。 

 患者団体「全国『精神病』者集団」は、こう批判しています。 


「日本の精神科医療のトップが患者を危険な存在と差別し、許されない」  


 山崎氏は機関誌「協会雑誌」(5月号)の巻頭言で、自身が理事長を務める群馬県高崎市の病院医師が朝礼で話した内容を「興味深かった」と紹介していました。  

 この発言をした医師は、「米国の病院では武装した警備員が精神疾患の患者を拘束したり、拳銃を発砲したりしている。欧米の患者はテロ実行犯と同等に扱われるようになってきている」などと指摘していました。  

 その上で、「僕の意見は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』ということです」と主張していました。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000