フェイスブックが個人情報を垂れ流し
米紙「ウォールストリート・ジャーナル」電子版は6月8日、フェイスブック(FB)が広告主の日産自動車など一部企業に利用者の友人や電話番号、関係の親密度の分析結果といった個人情報へのアクセスを特別に認めていたと報じました。
報道によると、アクセスを許可した企業はFBの広告主などで、日産やカナダ・ロイヤル銀行など「少数」の企業だといいます。
ただ、企業側が情報を何に利用していたかなどには言及していません。
FBでは今月に入って、約60社のスマートフォンなどの端末メーカーにデータへのアクセスを許可していたことも明らかになっています。
この件で、FBの担当者は次のように説明しています。
「2015年に外部開発者とのデータ共有をやめたが、少数の企業とは一定期間、使い勝手の向上や新機能のテストのため、利用者の友人に関するデータなどへのアクセスを許可していた」
FBを巡っては、最大8700万人分の個人情報が英政治コンサルティング会社により不正流出していたことが判明し、情報管理の甘さが問題になっています。
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