〝平成の歌姫〟安室奈美恵は目の前のゴールを目指す
歌手の安室奈美恵さんは、9月16日で引退する予定です。6月4日、NHK「ニュースウォッチ9」でインタビューに答えている様子が放送されました。
彼女は1998年、出産のため1年間、休業しています。このステージを離れていた期間、焦りと不安に悩まされたこともあったといいます。
「初めて(自分と)向き合いました。嫌というほど。でも『1年休ませてください』と言ったのは自分だったので、復帰するわけにはいかず、焦っている自分と向き合って、さらに焦って…」
その一方で、この時期がその後の歌手活動にとって精神的に有意義だったことも明かしています。 「その1年がなかったら、不安や焦りが出たときに、自分で自分を信じてあげられなかったり、ブレーキをかけてあげることができなかったと思う」
今年で20歳になった息子さんの存在が、復帰後の楽曲に影響を与えたといいます。
「何をするにも、息子がいての考え方だった。歌詞も注意して、変な言葉がないかとか、注意しながらやりました。英語のスラングあったら良くないとか。彼が後ろ指を差されるとか、ママの息子で良かったと言われるには、どういう仕事をしていけばいいのかを考えてやってきた感じがします」
母親としての一面も垣間見せています。
引退後のプランは、まったくの白紙だといいます。
「あえて考えないですね。とにかく(9月)16日がゴール地点。そこを目がけて、何ができるかを精いっぱい考えていきます。ゴールに行ったときに、何か違うものが目の前に現れるんじゃないかなと期待とワクワク感はありますね」
〝平成の歌姫〟は、まずは目の前のゴールを目指しています。
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