ペットボトル症候群

 暑い夏が近づいています。  

 そんな折、欲しくなるのがペットボトルに入った飲み物です。  

 しかし、近年、若年層を中心に「ペットボトル症候群」が増えているといいます。  

 これは、どういう症状なのでしょうか?。 

「ペットボトル症候群」の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケト―シス」といいます。   

 糖分の多い清涼飲料水を大量に飲み続けていると、血糖値を一定に保っているインスリンの働きが一時的に低下し、急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」に陥る危険性が大いにあるというのです。  

 体内でインスリンが欠乏状態になると、ブドウ糖がエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解してしまうとされています。  

 その際にケトン体と呼ばれる代謝成分が増加し、血液が酸性になり、意識が朦朧としたり、倦怠感を覚えたり、最悪の場合昏睡状態になる恐れがあるのでうす。  

 肥満体形で、糖尿病予備軍と呼ばれる人は要注意で、清涼飲料水の飲み過ぎでインスリンの働きが悪くなり、よりリスクが高まるといいます。  

 この夏は、清涼飲料水をガブ飲みするよりも、ダイエットに挑戦したほうが賢明かもしれません。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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