壊れたコンピュータにとって天国も来世もない

〝車椅子の宇宙物理学者〟として知られるホーキング博士は生前、英国「ガーディアン紙」のインタビューで「死に関して何を恐れるか」と問われ、こう答えています。

「死は恐れていないが、死に急いでもいない。脳は、いろいろな部品が壊れると動かなくなるコンピュータのようなものだと考えている。壊れたコンピュータにとっては、天国も来世もない。それを信じるのは闇を恐れる人たちの〝おとぎ話〟だ」  

 宇宙の広大さが人知を超えていることはわかるのだが、かといって安易に「神が存在する」と考えるのも短絡的な話です。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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