マスコミと下ネタ

 俳優で、作家の大鶴義丹さんは5月15日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」で、現在のマスコミ報道について杞憂していました。  

 その内容は、こんな感じでした。 


《マスコミ報道は不倫スキャンダルなど「下ネタ」ばかりで、日本の行く末が心配である。財務省問題などをあつかっても視聴者や読者にウケないので、「下ネタ」で騒ぐことで興味を引こうとする。しかし、こうした手法は問題の本質から目を背けて現実逃避しているのと同じである》  


 下ネタを現実逃避するための「鎮痛剤」だとたとえて、こう危惧していました。


 「鎮痛剤って治療しないんですよね。歯が痛いって鎮痛剤飲んでも虫歯は治ってない」 


 確かに、今のマスコミを見ていると同感できるところがあります。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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