取材先はエロガッパだらけ

「性暴力と報道対話の会」は5月17日、テレビや新聞などメディア業界内のセクハラ被害についてアンケート結果(インターネット調査)を公表しました。  

 この結果、回答者のほとんどがセクハラ被害に遭い、1割弱が性行為を強要されるといった深刻な実態が浮かび挙がっています。  

 被害を受けた102人は全員女性で、そのうち51人が10回以上の被害に遭っていたのです。  そ の中身は性行為の強要が8人、「性的な関係を強要されそうになった」が39人にも上っていました。  

 被害(複数回答)で最も多かったのは、「性的な冗談やからかい」(61人)でした。以下、多かった順位「抱きつかれた」(49人)、「お尻や胸以外の部位を触られた」(47人)となっています。  

 そして、被害を受けた年代は「20代」が7割を占めていました。  

 加害者として挙げられた中で最も多かったのは、取材先・取引先の74人(複数回答)でした。加害者の年代は、40代と50代で3分の2を占めていました。  

 可哀そうなことに、被害者の約65%が誰にも相談していませんでした。なかには、「いい記事を書きたければある程度我慢するものだと思っていた」といった回答もあったといいます。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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