女子大生が体を売らないと学校に通えない時代

 最近、若者の生き方に明らかな異変が起こっています。    

 たとえば有名大学の現役女子大生がカラダを売り、男子学生が振り込め詐欺に走り、優等生が宗教まがいの自己啓発にハマったりしているのです。    

 女子大生がカラダを売るのは、遊ぶカネがほしかったりブランド品を買ったりしたいからではありません。それは、卒業後に借りている奨学金の返済が控えているから。    

 なかには何の根拠もなく明るい未来を夢見て、借りられるだけフルで奨学金を借りている学生もいるといいます。    

 資本主義のルールとして、借りたお金は返さなければなりません。そのため今後、かなりの数の学生が社会に出たあと経済的に破綻すると予想されているのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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