挫折から立ち直る

 挫折から立ち直るプロセスでは、脳の働き方に染みついているステレオタイプな見方ではなく新しい意味や価値を見つけ出していく姿勢が問われます。  

 作家のタマラ・スター氏は、「女性をリブート(再起動)させる40日間プログラム」の創設者。14年11月24日、『ハフィントンポスト』のブログ欄で「いつも不幸せな人々の『7つの習慣』」を書いています。  

 その7つの習慣を列記します。

①人生は厳しいものだと信じている

②ほとんどの人間を信用できないと思っている 

③世に中の正しいことより間違っていることのほうばかり考えている 

④自分を他人と比べて嫉妬心を持っている 

⑤自分の人生を支配しようと奮闘する 

⑥未来は不安と恐怖に満ちていると考えている

⑦噂話や悪口ばかり話している  

 そうした心模様では悪い結果になる恐れがあることをすべて想像してしまい、どう考えても幸せなんて訪れるはずもありません。  

 そこで人と比較をしないで、人を批判しないで、取り戻せない過去に執着しないで今の自分をポジティブに評価していくことが大切でしょう。  

 夢や目標を達成したいのなら、残された人生をポジティブに生きていくこと欠かせないのです。  

 ポジティブな生き方とネガティブな生き方では、その将来像に大きな違いが生まれるということをイメージできる想像力も求められます。  

 立ち直る力の本質は覚悟や胆力、情熱、独創力、決断力、突破力で構成されます。たとえば情熱がないと、あなたは何に挑戦しても途中で挫折してしまうでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000