何かを成し遂げるには自分の役割を徹底してやり抜く

 2016年、サッカーのプレミアリーグで日本代表の岡崎慎司選手の所属するレスター・シティがチーム創設132年目で初のリーグ制覇を成し遂げています。  

 開幕前には、レスターの優勝など想定外。あらゆることを賭けの対象にする英国のブックメーカーは、レスターの優勝に5000倍のオッズをつけていたほどです。  

 それは「ネス湖にネッシーがいた」「エルビス・プレスリーは生きていた」といったオッズよりも高い倍率。それほど、あり得ないと思われていた優勝だったのです。  

 奇跡的な優勝を達成できたのは、今ある戦力で最高のパフォーマンスを上げるための戦略だったカウンターアタックがうまく機能したこと。  

 昨季のレスターは、メンバー全員が 量を質に変えるために徹底してカウンターアタックを仕掛けていったのです。  

 英国の大衆紙『ミラー』は、こう称賛しています。 

「テクニックや卓越した技は欠くが運動量と熱意は驚異的。走るのを止めない岡崎も大黒柱で影のヒーローだ」  

 何かを成し遂げるために、自分の役割を徹底してやり抜くことが奇跡の優勝をもたらしたというわけです。岡崎とは、長年に渡って日本代表を務めてきた岡崎慎司選手のこと。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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