まともな人が「ネット言論」から離れていく

 ネットの「炎上」には、個人や企業、組織の不祥事を糾弾して質すといった評価すべき面もあります。た

 だ、個人の情報発信をめぐる炎上は、まさに一方的な攻撃で終わることが少なくありません。  

 それが頻発すると、多くの個人は発信そのものを避けるようになります。なぜなら、そうしたゲスで厄介なネット住民とは一切かかわりたくないから。  

 その結果として現れてくるのは、まともで冷静な判断ができるネット住民がいなくなった寒々とした不毛の世界です。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000