お金に関する3つのユダヤの格言

 お金に関して、ユダヤの格言に次のようなものがあります。

 <この世には、人を傷つけるものが3つある。悩み、諍い、空の財布――。3つのうち空の財布が最も人を傷つける>  

 ふつう「お金は天下の回り持ち」とされますが、何も行動を起こさないと端から自分のところにお金なんて回ってきません。それは、小学生でもわかる理屈。  

 ユダヤのタルムードには、次のようなくだりもあります。 

<心を病むと、体が悪くなる。しかし、お金がなくなると、両方悪くなる>  

 タルムードとは、ヘブライ学者の議論を書き留めた議論集のこと。  お金について、よく「お金は汚い」と言い放つ人がいます。それは、まさにメンタルブロックの典型的な現れです。  

 メンタルブロックとは、何か行動を起こそうとするとき「それはムリ」といった否定的な意識の壁、制止しようとする思考のこと。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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