こじらせ女子の大量発生

 15年度の国勢調査によると、35~39歳女性の23・3%が未婚、40~44歳女性の19・1%が未婚だといいます。1990年度にはそれぞれ7・5%、5・8%だったので、まさにウナギ登りです。  

 別に結婚していれば人として偉いという話でもありませんが、もちろん未婚率の上昇は男性も同様の流れです。  

 女性の未婚率の上昇には、「こじらせ女子」の大量発生も影響しています。とくに現在 アラフォーの女性に特徴的な現象です。  

 その中身は恋多き女性が理想の恋人を求め、動物的な直感で次々と男性にアプローチしては懲りずに玉砕を繰り返すというもの。その顛末は彼氏のフタマタ、ヒモ化、不倫状態などに耐えられずに破局し、それでも懲りずに求道者のごとく「究極の幸せ」を求めてトライアル・アンド・エラーを繰り返すのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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