ボケとツッコミ

 ボケは、漢字で「惚け」「暈け」などと表記。たとえば「ピントがボケている」「高齢のためボケが始まっている」「このボケが」といった使い方をします。  

 漫才は、ボケとツッコミが笑いの掛け合いをするのが基本となっています。  

 ボケ役には面白いことを言うことが期待され、奇想天外な発想が求められます。ネタのなかに明らかな間違いや勘違いなどを織り込み、観客の笑いを誘います。  

 一方、ツッコミ役はボケ役の間違いを素早く指摘し、ボケ役の頭を平手や軽い道具で叩いたり、胸の辺りを手の甲で叩いたりして観客に笑いどころということを示す役割を担っています。  

 わかりやすく言うと、ボケは間の抜けた常識外れの言動をする役で、ツッコミはボケの言動が常識からズレていることを指摘する役なのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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