やってみなはれ

 世界的な観光地として名が知れた浅草に、女性だけで設立された「浅草おかみさん会」(1968年設立)という協同組合があります。  

 日本が高度経済成長期に向かっていた当時、浅草は「汚い、怖い、暗い」の3Kの街として「浅草斜陽論」が取りざたされています。  

 そこで浅草をなんとかしようと、女将さんたちが浅草サンバカーニバル、2階建てバスなどで街おこしを始めたのです。そしてサンバカーニバルは今ではすっかり定着し、多くの観光客を集めるようになっています。  

 ひたすら現状を嘆くばかりでは、何も変化は起こりません。ともかく、ヤンキー魂で心を武装して「やってみなはれ」ということです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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