反抗心、そして自由

 以前、テレビ番組でアメリカのオートバイメーカー「ハーレー・ダビッドソン」の歴史をたどる『ザ・ブランド~飛翔のとき~』というドキュメンタリー番組を観たことがあります。  

 創業者の孫であるウィリー・ダビッドソン(当時副社長)氏は、番組のなかでこう問われます。 「ハーレーにとってブランドとは?」  

 すると、ダビッドソン氏はこう答えたのです。 

「反抗心、そして自由」  

 日ごろ思っていないと、なかなか口をついて出てくる言葉ではありません。  

 ハーレー社は、今でもアメリカの文化と本場のヤンキー魂を守り続けています。それを後世に伝えていくために、オートバイの生産拠点を人件費などコストの安い海外に移すことなくアメリカ本土に置いているのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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