楽観主義者と悲観主義者の受け止め方の違い

 幸運に恵まれたり、成功したりしたとき、楽観主義者と悲観主義者はどう受け止めるのでしょうか?  

 悲観論者は、こう受け止めます。 

「人のおかげで、何とか成功することができた。これが長続きするとも思えないし、人生には影響しない」 

 一方、楽観主義者はこう受け止めるのです。 

「自分の力で、しっかり成し遂げることができた。この流れが続くはずで、これで人生が好転していくはずだ」  

 楽観主義者は進化し続けることを常に意識し、自分をコントロールできているという感覚があります。何事も自分で考えて行動し、目の前のことに真剣に取り組みます。そうしたことの積み重ねで高いパフォーマンスを発揮し、何かと実績を残しているのです。  

 一方、悲観主義者は自分で考えて行動していません。何かと諦めてしまいがちで、うまくパフォーマンスを発揮できていません。その積み重ねで、これといった実績を上げられないのです。  

 楽観主義者は、人生をポジティブにとらえています。逆境にあっても自分を見失うこともなく、そこから早く抜け出すことを常に模索。どんなに恵まれない状況に置かれても挫けず、ジッと辛抱する忍耐強さもあります。  

 たまに不安が脳裏を横切っても、それが負のスパイラルを引き起こして現実化しないように別の手立てを考えることを忘れません。  

 夢や目標に向かって気持ちが途中で萎えることもなく、いつも前向きに生きていこうとしているのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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