悲観主義者と楽観主義者の違い

 悲観主義者と楽観主義者の違いは、逆境に置かれたときの考え方に現れるとされています。それは、次の3つについての考え方です。


○だれのせいで逆境になったのか? 

○どれくらい逆境が続くのか?

○どこまで人生が逆境の影響を受けるのか?   


 人生は、いいことばかりが続くわけではありません。  

 想定外の災難が、いきなり襲ってくることもあります。悲観主義者は災難に遭ったり、失敗したりするとこう考えがちです。 

「自分が悪いのはわかっているが、このところ災難や失敗が続いているので人生が台無しになってしまう」  

 一方、楽観主義者は真逆のことを考えるのです。 

「災難や失敗が続いたのは、自分のせいではない。たまたま災難に遭遇し、運悪く失敗しただけのことで人生に悪影響なんてない」  

 そうした災難や失敗を一過性のものと考え、それを乗り越えるための知恵や勇気があります。物事には好不調の波があることをわかっていますので、不調のときでも落ち込んだりしません。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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