善玉菌と悪玉菌

 人の腸内には、いろいろな細菌が住み着いています。

 たとえば善玉菌は、食べ物の消化吸収を助けたり病気を引き起こす菌が増えるのを防いだりします。その点、悪玉菌は食べたものを腐らせたり、発がん物質を生みだしたりして健康に有害な働きをします。  

 善玉菌と悪玉菌は絶えず勢力争いをしていて、そのバランスが人の健康状態を左右していることがわかっています。

 だから、健康な生活を送るには、体内の細菌バランスが保たれていることが欠かせません。  

 人は、体内の微生物の棲息バランスを崩すと病気になるという考え方があります。そこで、新たに登場してきたのがプロバイオティクスという考え方。それは、抗生物質の副作用や耐性菌の発生に対する批判から生まれたものです。  

 その考え方では善玉菌を食品から摂取することで消化器系の微生物のバランスを改善し、病気を未然に防ぐことができるとされています。

 たとえば腸内フローラのバランスを改善すると、人などの宿主に有益な作用をもたらすというのです。腸内フローラとは、腸管内に生息している微生物群のこと。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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