こじらせナルシスト

 ネット社会になり、わざとネットで嘘をついてデマを流そうとする人がいます。そうした平気で嘘をつく人には、以下のような特徴があります。


 〇自分を欠点のない人間であると過信している

 〇人の意見を聞かない 

〇意外と世間体を気にしている 

〇周りから評価されないことに不満を持っている 

〇精神的に弱く、自分への批判に対して過剰な拒否反応を示す 

〇不利な状況に追い込まれた際、平気で他人に責任を転嫁する  


 平気で嘘をつく人は、周りから「いい人」「できる人」と見られることを強く願望。いつも欠点のない自分という独りよがりの自己像を作り上げて死守し、自己顕示欲を満たそうとしています。  

 そのため平気で嘘をつき、他人を陥れても厭わないというわけ。嘘をつくのは、最終的に劣等感や嫉妬心など何かを隠すためです。  

 SNSで嘘をついて注目を浴びようとしたり、デマを流して人を混乱させたりして喜びを感じているのですから、心が歪んでいることは間違いありません。  

 ネット社会の広がりで、そうした自己顕示欲をこじらせてしまった「こじらせナルシスト」が増えているといいます。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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