笑いが幸運をもたらす

 ともかく笑いは、だれにでも幸運をもたらすといいます。それで今、笑いの効果に注目が集まっています。  

 笑うと脳が刺激され、免疫機能ホルモンが分泌されることが知られています。それで免疫力がアップし、自然治癒力が向上するのです。  

 自然治癒力とは、生まれながらに持っているケガや病気を治す力のこと。病気の治療で手術を受けたり、処方された薬を服用しなかったりしても自力で治癒する機能のことです。  

 腹式呼吸は、笑いを支えています。副交感神経の働きを助け、自律神経の働きを安定させます。横隔膜を鍛え、肺の強化にも繋がります。  

 笑いは、脳内モルヒネとも呼ばれている鎮痛作用がある神経伝達物質エンドルフィンを大量に分泌。逆に怒ったり、強いストレスを感じたりすると、脳から強い毒性を持つノルアドレナリンが分泌されます。  

 では、つくり笑いでも同じような効果があるのでしょうか?  

 それが、あるというのです。たとえつくり笑いでも脳が活性化され、ナチュラルキラー細胞の働きが活発になるとされているのです。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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