辞めるも地獄、残るも地獄
かつて週刊誌が全盛だった時代、記事の主要テーマは出世、カネ、女という三欲。たとえばサラリーマンなら、同期も先輩も後輩もこぞって三欲を追求していたのです。
一方、会社にしても、それをモチベーションにして社員がモーレツに働いてくれることは大歓迎なので陰に陽に応援していたところがあります。
ただ、企業社会を取り巻く環境も大きく様変わりし、今のサラリーマンにとって桃源郷など望むべくもありません。
むしろ、リストラを打ち出す会社も少なくなく「辞めるも地獄、残るも地獄」といった様相を呈しています。
将来が見えないままいつまでも生き残り競争に明け暮れ、ライバルに負ける不安や恐怖に苛まれている人は少なくありません。なかには、仕事が手につかなくなる人も出てくるでしょう。
0コメント