自分に嘘をつて生きているとストレスの塊になる

　現代は、何かとストレスフルな時代。しかも、フェイスブックやツイッター、ネット記事などに直ぐに反応してムダな時間を送っている人も少なくありません。

　ただ、あらゆる苦悩は自分が反応することから始まっています。そのことを理解することが、いろいろな苦悩を解決していく第一歩です。

　つつがなく生きていくには物事を合理的に理解し、いろいろな問題を具体的な方法論で解決していくことが求められます。

　ただ、日ごろ相手を傷つけないようにと自分の気持ちを閉じ込めて相手に合わせてみたり、力関係の差で威圧的な人には感情を押し殺して接してしまいます。

　そうした振る舞いになりがちなのは優しく、小さいころから親のいうことを聞いてきた優等生タイプに多く、心が満足する生き方をしていないと体が言うことを聞かなくなってきます。

　心や体に嘘をついて騙し騙し生きていると、人間関係や夫婦関係、仕事などに悪影響が出てきます。頑張っても、うまく機能しなくなるのです。

　たとえば体が疲れやすくなり、体が重く体調を崩しがちになります。人間関係にしても、周りとうまくやっていけないことが出てきます。それも直ぐにではなく、徐々に出てくるのです。

 　逆に、心や体に対して正直に生きていると体も軽く、人間関係にしてもイライラが少なくなります。人との出会いでもシンクロが起こり、人生がガラッと好転するようになります。