怒りのコントロールとマインドフルネス」

 嫌なことがあったとき、それが頭から離れないという経験はありませんか?

 怒りや不快な感情が持続する時間は、人それぞれ。一時的にカッとなっても直ぐに何もなかったようにケロッとしている人もいます。逆に、それをいつまでも引きずっている人もいます。

 イライラしながら仕事をすると集中できず、効率も下がります。もちろん、周りにも悪影響を与えます。

 当然、嫌なことや感情を引きずって仕事に取り組むより、うまく気持ちを切り替えたほうが仕事の効率も上がるはずです。

 イライラを引きずってしまう人は、たとえば昼休みにマインドフルネス瞑想に取り組んでみるのも効果的。それで、何らかの「気づき」があるかもしれません。

 日ごろ怒りや悲しみ、孤独、劣等感、嫉妬心などのさまざまな気持ちを抱え込んでいると、何かと言動が混乱しがちです。

 そうした心模様でいると何の関係もない人に八つ当たりしたり、逆に感情を胸の内にムリに閉じ込めたりします。それでは、根本的な問題解決にはなりません。

 アンガーマネジメントとは混沌した気持ちを整理したり、状況を客観的に判断したりする能力のこと。それがあると怒りで衝動性が高まっていても自分で鎮め、適切な言動や問題解決ができるようになります。

 人は何かに苛立っていたり、不安があったりして気持ちに余裕がないとき、ありのままの現実に対して「気づき」がなくなっています。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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