ゲスはだれからも相手にされない

 入社や転職、異動などの時期には、自分を取り巻く人も入れ替わります。なかには平気で人を傷つける暴言を吐いたり、責任を他人に押しつけて自己正当化したりするゲスで厄介な人もいます。

 暴言を吐く人は、相手がどう思うのかといった想像力に欠けています。だから、人が傷つくようなことを平気で口にできるのです。

 責任を取りたがらない人は、自分の保身しか考えていません。責任を人に押しつけるにしても、反論しない相手には調子に乗ってつけ込んできます。

 ゲスで厄介な人は、残念ながら親族や学校、会社、組織、地域などいろいろなところにいます。そうした人に振り回されて、人生を台無しにされてはたまりません。

 もちろん、あなたも不平不満や羨望、怒りなど負の感情にとらわれるとゲスで厄介な人物になってしまう恐れがあります。

 だれにも何らかの負の感情があり、その自覚がないと知らない間に他人にとって有害なゲスで厄介な人物になっているかもしれないのです。

 もちろん、ゲスはだれからも相手にされません。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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