人が死ぬ前に後悔していること

  そもそも人は、どういうことを後悔して死んでいくのでしょうか?

 アメリカで80歳以上の老人を対象とした興味深いアンケート調査があります。質問は、「死ぬ直前に何をやり残したのか?」というもの。

 で、9割の老人(回答者)が「もっと挑戦しておけばよかった」と同じ回答をしていたのです。つまり、人生でチャレンジしなかったことを後悔している人がとても多かったのです。

 何かにチャレンジするには、覚悟が必要です。なかには、大切なものも手放さなければならないことも少なくありません。

 それでも、「やって失敗した」ことよりも「やらなかった」ことを後悔している人が多かったのです。

  調査結果が、「人が人生を終える時に後悔する10の項目」としてまとめられています。それを列記します。


①他人がどう思うか気にしなければ良かった

②幸せをもっとかみ締めて生きるべきだった 

③もっと他人のために尽くせばよかった

④くよくよと悩まなければよかった

⑤家族ともっと時間を過ごせばよかった

⑥もっと人に優しい言葉をかけていればよかった 

⑦あんなに不安を抱えながら生きるべきではなかった 

⑧もっと時間があれば良かった 

⑨もっと思い切って冒険すればよかった

⑩自分を大切にすればよかった 


 このように、多くの人が死ぬ前に自分を責めています。

 それが後悔ということですが、自分の過ちは人が責めてくれます。だから、自分で自分を責めるのは止めることです。

 そして、大事なのは行動です。 

 自分の価値観を信じて、自分が思っていること、やりたいことを思い切ってやったほうが後から後悔しないはずです。

  一度きりの人生、後悔だけはしたくないものです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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